ピュアビタミンC美容液の雑学
濃度について
水を溶媒としていた今までの美容液では、ビタミンCの含有率は最高濃度で20%まででしたが、このパーセンテージは配合率であり、今まで述べてきたように効果とイコールではありませんでした。
しかし、ピュアビタミンCの場合、浸透率が高く、肌の中で再結合する確率を考えなくてもよいため、5%より10%、15%と効果がそのまま数字になって表れると考えてよいでしょう。
今までは17〜18%というのが最高濃度とされていましたが、最近は20%、25%配合の製品も登場してきています。
ただしピュアビタミンCは、製品自体の効果が著しく高いので、それほど数字を追い求める必要はありません。
20%程度で、従来マシンを使ったイオン導入と同程度の効果が期待できると言われています。
自宅でのイオン導入に高い濃度のビタミンC美容液を使う際には、導入に使用してよい商品かどうかを確認し、肌への刺激が強い場合は自分で調整していくことも大切です。
さらに、ピュアビタミンの場合はほとんど心配ありませんが、他に有害な添加物が含まれる場合、肌の奥に届けるイオン導入が逆効果の場合も考えられます。
メーカーや販売店も、信頼のおけるところで購入したいものです。
容器等の工夫
ATDS処方により水がまったく含まれないため、腐敗などの心配が大きく減り、ピュアビタミンC美容液には保存料や防腐剤などを加える必要がありません。
それは、肌に余分な刺激を与えない配慮でもあります。
とはいえ長期にわたる使用も考えられるため、斜光ガラスやスポイト式を採用するなど、各社ごとに容器に工夫を凝らしています。購入前には、こうしたところもチェックしてみてください。
こんな症状があったら…
○皮がむける
手のひらや肌に汗などの水分が残っていると、美容液は酸性の働きを始めるため、汗などは十分ふき取ることが大切です。
最初は1〜2滴から始め(ピュアビタミンの性質上、それでも効果は十分にあります)、使用量を調整します。
また、併用する化粧品の中に、同じ成分(ビタミンC以外で、ピーリング効果のある成分など)が入っている場合、重なって効果が強く出てしまうことがあるので注意が必要です。
○赤み、乾燥を感じる
水分を取った肌で使用量に注意するのは同様ですが、対処法として保湿を強化した低刺激の化粧水をつけて、肌が落ち着いた後に美容液を塗る方法を試してください。
ピュアビタミン美容液は刺激が少ないと言われますが、個人差があります。
また、美容液自体に保湿成分を強化していたり、個々の製品との相性もあります。ピュアビタミンCそのものが合わないわけではないケースもあります。
他のメーカーの美容液で試してみてください。
一緒にピーリングなども併用するとさらによいかもしれませんね。
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